しあわせホルモン「オキシトシン」は嫁を抱っこして分泌しよう。
あっちゅう間に2か月経ってしまいました!
みなさんこの60日間で何回嫁抱っこしましたか?
さて、またしても月末です。
月末がやってくると会社の愚痴が言いたくなる病気かなにかなんでしょうね。
しかも今月は半期の末なので大変騒々しいまいにち。そりゃあストレスも鬱憤も、たっぷりたまるというものですよ。
…ですが、そんな時こそ嫁の力を借りるときです。
みなさん「オキシトシン」ってご存知ですか?
はてなユーザーさんだと結構な割合で知ってる人がいそうですが、まあ世間では「幸せホルモン」なんて呼ばれている、ずいぶんステキなホルモンさんです。
オキシトシンの分泌によって僕らが得ることのできる効果は、
・幸せな気分になる
・ストレスが緩和される
・誰かと親密になりたいという気持ちが増す
・不安や恐怖、怒りが減少する
・社交的になる
…などなど、どいつもこいつも良いことばかり。コイツさえいれば人間だれしもハッピーになれるのではと思ってしまうほどの幸せ効果です。
どうやら正確には、ドーパミンやらセロトニンやらエストロゲンやら興奮系の物質の調整役のようで、要は恋をしたりペットとたわむれたり抱きしめあったりといった行為をしたときに放出される彼らを、オキシトシンさんが上手にコントロールして「しあわせ~」と感じさせてくれているのですね。
しかしまあ原理はどうあれ、オキシトシンさんがいれば幸せが感じられると。そういうわけです。
そしてそういうわけなら、皆さんがまず知りたいのは「どうすればオキシトシンが分泌されるのか」ですよね?
結論から言いますと。
皆さん薄々感づいていらっしゃると思いますが、「嫁抱っこ」ですよ。
スキンシップやマッサージ、見つめあう、抱擁、キスなどなど。
つまりイチャコラすれば出るそうです。直球ですが、もちろん性行為でも分泌されるそうです。
ってことは、「嫁抱っこ」でもオキシトシンが分泌されるってことですよ!
ただ嫁を抱っこするだけで、両者の抱っこしたい/されたい願望を満たしつつ、夫婦間のスキンシップを補いつつ、さらに生物学的な幸せすらも獲得できる行為だったのです!
どこからか「そりゃあ異性とイチャイチャしてれば幸せなの当たり前だわ」という声も聞こえてきそうですが、このオキシトシン、ちょっと面白いのは、あくまで「しあわせを感じやすくなる」という効果である点です。
オキシトシンが分泌=しあわせ、ではなく、
オキシトシンが十分に分泌された状態で何らかの刺激を受ける=しあわせと感じやすくなる、という効果なのですね。
つまり、オキシトシンが十分に分泌されている状態を維持する=しあわせな人生になるかも、という期待ができるわけです。
結論:幸せな人生をおくる近道は、オキシトシン分泌イベントを習慣化し、オキシトシンが十分に分泌されている状態をできるだけ長く維持することである。
たとえば、皆さん嫁抱っこを毎日の習慣にしてみてはいかがでしょうか。
いいえ、何かストレスや不仲や無関心に悩まされている夫婦は、騙されたと思って嫁抱っこを習慣化してみるべきですよ。
阿呆かと言われるかもしれませんが、でももしかしたら、いわゆる「しあわせな夫婦像」の代表である「行ってらっしゃいのキス」だって、たぶんオキシトシン分泌イベントですよね。
そして、幸せな夫婦はその毎日のイベントを欠かさない=オキシトシンが毎日十分に分泌されている状態、を維持しているからこそ「しあわせな夫婦」を維持できている、とも考えられます。
幸せな夫婦だからスキンシップを欠かさないのか、スキンシップを欠かさないから幸せな夫婦なのか、もはやタマゴかニワトリかって感じですが、しかし両者がひとつのセットになっていることは間違いありません。
ならば、そしてあなたが何かしら幸せに飢えているのなら、恥も外聞もかなぐり捨てましょう。そして目の前のパートナーにぎゅっと抱きついてみるのも、あながち悪い選択肢ではないはずです。
もちろんこれを書いているアテクシの日常も決して「うっひょー超しあわせーーっ!」というわけではありませんが、でも嫁を抱っこすることで癒されているのは事実ですし(依存ではないと信じたい)、結婚してからずいぶんストレス耐性がついたなあと感じています。
まずは一度、旦那さんは膝の上にお嫁さんを招待してみましょう。久しぶりに。
照れられたり冷たく断られたりしても、毎日根気よく。「キモっ!」と言われても、めげずに毎日お誘いしていれば、そのうち何かが変わるかも!
なお、ここまでいろいろ書いてきましたが。
海外では既に「オキシトシンの点鼻薬」が販売されているそうです。
…薬で簡単に…、いや、でも、抱っこするべき…
…薬に頼らず、ひたむきに、嫁を、抱っこするべき…
■この60日間の成果
・たぶん60回以上抱っこした。ケンカなし。プラス100点。
・それでも今日、この記事の書き始めた時点では、記事を会社の愚痴等で埋め尽くそうと考えていた。マイナス100点。